CODAMA throughと熊谷幸子について

Illustration by Chizu Fukatsu

​CODAMA through(コダマスルー)とは、熊谷幸子がアーティスト活動を再始動させるために結成されたグループです

熊谷幸子は1963年3月19日、南アフリカ付近を航海中のオランダ船籍船の上で生まれた横浜育ちの音楽家。ちなみにだがプラジルにて受胎。

3歳からピアノに親しみ、祖母から三味線の手ほどきを受け、FM放送から流れる中南米音楽に心酔しながら育つ。

高校時代から作曲の真似事を始め、いくつかのコンテストで入賞するもプロ指向は皆無。

卒業後はフィリピン資本の船会社の秘書として働くが、20代女性特有の「ワタシコノママデイイノ」症候群を患いながら悶々と過ごし、松任谷正隆氏が主宰する音楽スクール「マイカミュージックラボラトリー」の応募広告を見て天啓にうたれ門を叩く。

入学後、彼女の才能を認めた松任谷氏のプロデュースによって1992年6月10日、東芝EMIよりシングル『恋の色』で遅咲きデビュー。

以降1998年までに5枚のオリジナルアルバムをリリース。1999年より結婚を機にアーティスト活動を一時休止する。


複雑な和声とポップなメロディーが共存する独特の音楽性は、テレビドラマ『夏子の酒』主題歌「風と雲と私」のチャートTOP 10ヒットや、テレビドラマ・映画への劇中音楽の提供、さらには内田有紀、夏川りみ、ベッキー♪#などへの多数の楽曲提供と、アーティストのみならず作曲家としても多彩な側面でその才能を発揮し、高い評価を受けている。


2012年3月25日、なんと13年ぶりにライブ活動を再開。これを機にCODAMA throughを結成し、アーティスト活動再始動を宣言。クマガイコダマとスルー・オーの二人を中心とした完全家内制手工業型プロジェクト、をコンセプトに、エレクトロな肌触りの2010年代型フォークロア、はたまたモダン民謡印象派とも言えるかどうかは定かではないが、寡作ながらも丁寧に、をモットーに新作を発表し始めている。

2014年5月3日、実に16年ぶりとなるミニアルバム「A Codama Runs Through It Vol.1」をリリース。